「結婚ってめんどくさいよね」
多くの男性が、結婚にマイナスイメージを抱いています。
それは古くから、結婚に関する格言にネガティブなものが多いことからも
わかります。
「結婚生活でいちばん大切なのは忍耐である」
by アントン・チェーホフ(ロシアの作家)
結婚して9年目、確かにそうだと既婚者として納得します。
でも誰と暮らしたって基本的には「めんどくさい」はず。
会社でもそう、プライベートでもそう。
「人と関わる」ことはめんどくさいことで、同時に慣れの問題でもあります。
今の暮らしが超気楽、知らない人間に気を遣って暮らすなんてありえない!と思う人は、まず意識改革から始めてみては。
過去をふりかえって「他人といて楽しかった」場面を思い出します。結婚でカギになるのは「どんな人生を送るか」「どんな結婚式をするか」ではなく、「どんな毎日を過ごすか」をイメージすることです。
いくら経済的な条件や容姿が好みであっても「時間の過ごし方」の価値観が違いすぎる、または理解が得られないと苦痛です。
私は学歴も経済条件も、世間的には全く良くない相手を結婚相手に選びました。
それはただひたすら「休日の過ごし方」が似ていたからです。
2人とも映画好き。
話をしながら食事をするのが好き。
お互いにオタク気質。
ひとり暮らしの長かった私は、結婚相手に「1人遊びができる人」をぼんやりイメージしていました。
同じ部屋で黙って好き勝手なことをしていても、苦痛でない人。
「それじゃ結婚する意味ないやん」と言われそうですが、これが恋人同士だとまだグラグラと不安定なものなんです。
まだ恋愛市場に留まっているから関係も不安定ですし、親や社会もうるさい。特に女性には出産問題がある。
結婚という土台に乗っかってから「これからよろしく、ぼちぼち一緒に歩いて行きましょう」でもいいと思うのです。
好きで好きで夢中なまま結婚するのも、もちろん幸せです。
でも、情熱はいつか消える。
「全く気を遣わない」相手もこれまた存在しません。
別の環境で育った人間同士が暮らすのだから、持続的な思いやりは必要です。
じんわりお互いを思いやりながら、毎日の出来事を食事をしながら報告し合う。時に、ゲラゲラ笑いあえる相手。そんな相手に出会ったら、条件や経済力なんか気にせずに、その手を離さないで!
もう一つ、結婚の格言をご紹介しておきます。
「真に幸福な結婚においては、恋愛が友情と混和していなければならない」
byアンドレ・モーロワ(フランスの作家)
この友情比率が高い夫婦も多いもの。
恋愛だけを入り口にするのではなく、「ちょっと気が合う異性」との出会いを大事にするところから、始めてみて下さい。
「友情込みの結婚」はいいものですよ!
山口照美(やまぐち・てるみ)
1973年兵庫県生まれ
同志社大学文学部卒、進学塾にて国語教師・校長職を務める。
2002年に独立し、中小企業の広報・販促支援サービスを展開。30歳を過ぎてからアンチエイジングに興味を抱き、2003年に始めたブログ「女子力向上委員会」を発展させたサイト運営や執筆を行う。また、塾講師時代に培った経験を元にセミナー講師としても全国を巡っている。家事・育児は夫がメインで行う逆転夫婦。
趣味は読書と音楽・映画鑑賞、夫の観察日記を書くこと。
好きな言葉は「人生に必要な物は、愛と勇気と少しのお金」(by チャップリン)




