家庭を持つことを、私は「同じ船に乗る」ことと考えています。
船を漕ぐ役目=収入確保
針路を決める役目=家庭マネジメント
食事を作ったり、清潔を保ったりする役目=家事
子どもが生まれれば、育児が加わります。
ひとり暮らしなら、自分の力で船を進めていることでしょう。
ふたり暮らしになれば、役目を分担することになります。
バブル崩壊までは「男が稼ぐ、女が家事育児」が当然の時代でした。海が穏やかだったので、役割が固定していても問題がなかったのです。
今はご存じの通り「大荒れ」の時代。
危機の時こそ「家族」は力を発揮します。
船が危なくなったら、全員がチームプレーで乗り切る。
「家庭を持つ」とは、それだけのシンプルな話です。
「女性を養う経済力がない」なんて卑屈になることはありません。こんな不安定な時代に、経済力だけを指針にしている女性はアホです。社会状況を読む力が無い相手との結婚は、おすすめできません。
「役割にこだわらずに協力しよう」
最初に意思表示をすること、そして「稼ぎ力」と「家事力」の両方を磨くこと。男女ともに婚活の必須項目と言えます。
稼ぎ力を磨くためには「右手に日銭仕事、左手にライフワーク」という発想がオススメです。「自分らしい仕事」を求めて転職を繰り返していては、ピンチの時に家族を守れません。稼ぐために働く割り切りは必要です。
そのために「すぐに稼げる能力・資格」を持っておいて損はありません。
私の夫は現在は専業主夫に近い状態ですが、ヘルパー2級の資格を取得しています。私が働けなくなったら、働きに出てもらいます。
「自分らしい仕事」には、日銭仕事の合間でも近づけます。
勉強はやめない。可能性を常に探ってアンテナを立てておく。
常に「左手にライフワーク」を握っていることで、チャンスに巡りあう確率が高くなります。
同時に、船である「家庭」はメンバー全員のものです。
誰かがメンテナンスしなければ、快適ではなくなります。
ひとり暮らし経験者は大丈夫ですが、実家暮らしの男性は少々不安かもしれません。我が夫も、家事がまったくできませんでした。
それが今は、夕食を作りながら洗濯機を回し娘の世話をしています。
結婚してからでも大丈夫!
家事経験の浅い女性も増えています。
お互いにムリせず、いっしょに勉強していけばいい。
一流企業に勤めていても、明日がわからない時代です。
真の生活力とは「今の安定した収入」ではなく、「どんな嵐が来ても、船を守るためなら何でもやる」柔軟性。役割をバトンタッチしながら、乗り切ればいい。1人より2人の方が、力も知恵も出ます。
さあ、船に乗るパートナーを探しに行きましょう!
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山口照美(やまぐち・てるみ)
1973年兵庫県生まれ
同志社大学文学部卒、進学塾にて国語教師・校長職を務める。
2002年に独立し、中小企業の広報・販促支援サービスを展開。30歳を過ぎてからアンチエイジングに興味を抱き、2003年に始めたブログ「女子力向上委員会」を発展させたサイト運営や執筆を行う。また、塾講師時代に培った経験を元にセミナー講師としても全国を巡っている。家事・育児は夫がメインで行う逆転夫婦。
趣味は読書と音楽・映画鑑賞、夫の観察日記を書くこと。
好きな言葉は「人生に必要な物は、愛と勇気と少しのお金」(by チャップリン)




